2013年10月4日金曜日

食欲の秋、検証の秋

 朝夕はめっきり秋めいてきた今日この頃。弊社からほど近い外苑のいちょう並木はご覧のようにグリーンとブルーの美しいコントラスト。そして、あと数週間もすれば綺麗に色づき、外苑のいちょう祭りの時期になりますね。


 そんな気持ちの良い気候とは全く関係ないのですが、ここ数日は次の案件に向けての検証作業を行ったりしています。最近は4Kなどの高解像度のディスプレイが話題になっていますが、デジタルサイネージでは複数のディスプレイを並べてのマルチディスプレイでのご相談を多く頂きます。

ご覧のとおり1台のPCからたくさんの映像出力

そんなマルチディスプレイですが3面、4面、9面程度でしたらさほど複雑な構成は必要ありませんがそれ以上となるといろいろと考えなければいけません。ましてやディスプレイのリアル解像度を生かしてのDotByDotでの表示や、複数のディスプレイを少し変わった形で並べたりするとなおさらです。

表示されているテスト画像は検証している人間の趣味嗜好がよく現れる?

 理論的にうまくいくだろうと予測している事でもいざ実機で試してみると機器同士の相性が悪かったり予測しなかった結果がでることもしばしば。最終的には実際に納品する機器でテストする必要がありますが、提案段階や受注前にはそういう訳にはいきません。

 ソフトウェアとしては私たちが日ごろよく使うScalaを使用することで、変形レイアウトでもうまい具合に画面表示するようなコンフィグレーションが可能です。

 ということで食欲の秋真っ盛りですが、いざ受注してうまくいきませんでしたということがないようきちんと検証を積み重ね経験値を高めていきたいものです。