2014年4月11日金曜日

羽田空港国際線 36面マルチディスプレイ

弊社導入事例の紹介です。

2014330日にオープンした東京国際空港(羽田空港)国際線旅客ターミナル拡張部に36面マルチディスプレイの導入を行いました。横12x3段の構成で16.8メートルx2.3メートルの迫力のある画面構成となっております。画面解像度はディスプレイのオリジナル解像度を生かし、16Kウルトラワイドビュー(16320x2304ピクセル)の表示を実現しております。

[ムービングサイドウォーク(動く歩道)に沿って設置されたマルチディスプレイ]

コンテンツは就航都市の世界遺産の紹介映像やカメラセンサーを利用したインタラクティブコンテンツの表示を行っております。特殊なディスプレイ解像度にクオリティの高い映像表示を行う為、既存のソフトウェアでは対応が難しいことから今回はオリジナルのソフトウェアを自社開発して利用しております。

世界遺産映像は16Kネイティブ解像度を生かす為に()Zaxx様、()グラン様ご協力のもと特別に撮影・編集を行いました。

[画像解像度に併せて特別に撮影された世界遺産の紹介映像]

インタラクティブコンテンツについては、ITTOCAN開発のインタラクティブ描画エンジン(リアクト)をベースに16Kウルトラワイドビュー専用にカスタマイズを行っております

[画像解像度に併せて特別に撮影された世界遺産の紹介映像]

今後は映像コンテンツの拡充やインタラクティブコンテンツのバリエーションを増やす等、これから旅する人の気持ちを少しでも盛り上げることができるよう工夫をこらしていきたいと考えております。



 設置場所が保安検査場を通過して飛行機のボーディングゲートがあるエリアなので海外旅行に行く時でないと見ることができませんが、羽田空港から海外へ旅行にいく際はぜひご覧ください。